▼トランプ氏は絶体絶命の状況だ。これまで保守の論客としてTVに出演していたコメンテーターがTV局の意向もあるのだろうが、急にバイデン氏を持ち上げ始めている。
以前から保守かどうか疑わしいと思っていたが、エセ保守だったのが白日の下に明らかになった。これらのコメンテーターは、もし、トランプ氏が再選したら厚顔無恥でまたTVに出演し続けるのだろう。人としての矜持に欠ける者が幅をきかせる社会は崩壊の道をたどるしかない。
▼TV局は情報番組でも台本(進行表)があり、番組の意図した方向に議論を勧める傾向がある。そのため、地上波のTVはほとんどがバイデン氏勝利を前提とした番組になっており、朝から晩まで同じ方向からの議論がされる日本は異常だ。放送法に規定されている中立からはほど遠く、見ていて気分が悪くなる。TV番組表を見ても視聴に値するような番組は皆無で、TVがなくなっても全く困らない。
▼若者を中心にTV離れが進んでいると言われているが、番組そのものが面白くないし、正しい情報が少なくフェイクニュースがあふれている。今回のアメリカ大統領選では、バイデン氏側の問題点は放送しないか、事実ではないと決めつけておきながらトランプ氏側の問題点は針小棒大に騒ぎ立てている。偏向報道、都合の悪い内容は放送しない、フェイク情報を流すといったことが横行している。
▼それに加えてSNSも発言の規制をしたりアカウントの停止などを行っている。トランプ氏が再選すればこれらマスコミやSNSは淘汰される。そのために、何が何でもトランプ氏を再選させないという方方針を貫いているとしか思えない。トランプ氏とマスコミの生存をかけた血みどろの戦いが繰り広げられている。
▼マスコミが主張するようにバイデン氏が当選しているのか?トランプ氏には問題があるのか?それとも、マスコミの主張は間違っているのか?その判断はアメリカ大統領選挙の正式な結果発表とともに明らかになるだろう。誰もが納得する正しい結果になることを願っている。