通信制高校の実情

通信制高校の生徒数はどのくらいかご存じですか?
毎年5月に学校基本調査が行われますが、2019年5月1日現在、全国に168の通信制高校があり、公立通信制高校56,337名、私立通信制高校141,402名と合計で約20万名が在籍している。

通信制高校は、転入学や編入学など年度途中に入学する生徒が多く、年度末にはさらに2万名から3万名の増加となり、高校生全体の約17人に1人が通信制高校で学んでいることになる。
1989年の学校教育法改正により、通信制課程・定時制課程の修行年限は4年以上から3年以上になりましたので、全日制と同じく通信制でも3年で卒業ができるようになっている。
2003年「構造改革特別区域法」(特区)が施行され2004年に株式会社立の高校が開校した。これまで私立高校は学校法人だったが、株式会社立の私立高校(大部分が通信制高校)が登場した。
関西圏の主な株式会社立の私立通信制高校は「第一学院高校(養父本校)」「ルネサンス大阪高校」「代々木高校」「相生学院高校」「AIE高校」などです。株式会社が運営している高校は、特区によりスクーリング会場は認可を受けた場所となる。