▼百田氏はツイッターで「今回のアメリカ大統領選の不正疑惑は、大事件に発展する」と投稿した。「これが明らかになれば、大変なことになるから、不正を働いた者は必死。これから何人か死ぬ。疑惑追及側にも死者が出るかもしないが、追及される側に多くの死者が出ると思う。もちろん口封じ」。この意見は100%その通りだと思う。
▼アメリカ大統領選挙は、自由・民主主義を掲げるトランプ氏とリベラルの衣をまとった人権・多様性を主張するバイデン氏との闘いだ。リベラルはグローバリズムを推進するウオール街の金融資本家と深い部分でつながっている。なぜならば、グローバリズムとは国境をなくし、世界中の安い労働力を使って利益を搾取するという考え方だからだ。
▼響きのよいグローバリズムという言葉は、換言すれば、自国の労働者の賃金を世界中の安い労働者の賃金と競争させることであり、アメリカの労働者を失業させることにほかならない。そのためにバイデン氏は移民の受け入れに積極的だ。移民が労働市場に算入すればアメリカの保守的な価値観は損なわれ、自由・民主主義の考え方も薄れていく。移民との摩擦で国内を混乱に陥れマルクス革命(暴力革命)を実現しようと考えていると思われる。
▼そのことに気づいたトランプ氏はアメリカ第一主義を掲げた。そのために、これまで既得権に胡坐をかいていた金融資本家やリベラリストらと対立することになったのだろう。そして、同様にグローバリズムによって世界中で商売を行いたいSNS(フェイスブックやツイッター)とも対立する構図になっているのだ。
▼グローバリズムの終局の形は国境をなくし、世界を1つの統一政府にしようとする考え方だ。この統一政府の上に君臨したいのが国際金融資本の連中だ。
だから、生き残りに必死になってトランプ氏の再選を妨害しようとしている。トランプ氏が再選されなければ、自由も民主主義もなくなった荒廃した世界になってしまいかねない。