起立性調節障がいは小学校高学年(10歳頃)から高校卒業(18歳前後)までに多く、20歳を超えると少なくなります。
春休み後、夏休み後に多く見られ、いらいらしたり学校の成績低下などが状態になりやすいのが特徴です。
低血圧で朝起きられなかったりめまい、動悸、倦怠感などの症状が多く見られ、遅刻したり欠席が増えます。その結果、成績の低下も生じます。
起立性調節障がいになるのは、「周囲の大人に心遣いや気配りのできる、いわゆる「いい子」「できる子」で、わがままを言わないため、知らず知らずの間にストレスをため込んでしまっている」タイプが多いと思われます。
正化学園高等部ではなるべく「ストレス」がかからないように、各種の行事は強制参加ではなく自由参加にしています。